不妊治療による「夫婦のすれ違い」

長期に及ぶ不妊治療では、夫婦の関係がうまくいかずに悩んでいる人たちもいます。先輩夫婦たちの体験談を参考に見ていきましょう。

【体験談】不妊治療中に起こる夫婦のすれ違い

【体験談】不妊治療を乗り越えた先輩夫婦の声

【体験談】不妊治療中も夫婦関係を円満に保つ秘訣

不妊治療は夫婦二人三脚で取り組むもの

不妊治療の最中は、どうしても自分だけが辛いと思ってしまいますが、男性も、疲れている中、病院に通わなければいけなかったり、泣いている奥さんを見て心を痛めたり、同じようにストレスを感じているもの。だからこそ、お互いを労わる気持ちを忘れずに、もう一度、足並みを揃えて治療に取り組んでみてはいかがでしょうか。

旦那さんにも協力をしてもらい、二人三脚で治療に取り組むには、男性が通いやすいクリニックを選ぶことも、選択肢のひとつです。

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不妊治療を行うことによって考えられるリスク

不妊治療の方法によっては、多胎を発生させてしまう可能性が高くなると言われています。

  • 多胎による母体側のリスク:妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病をはじめとする合併症の発症
  • 多胎による胎児側のリスク:流早産、発育遅延や低出生体重児(2,500g未満)の出生、先天異常、新生児の死亡率の上昇、障害発症の可能性

多胎妊娠にともなう母子のリスクを回避するために、日本産科婦人科学会と日本生殖医学会は、学会員にむけて体外受精における移植胚数を原則1個にするように指示を出しました。これにより、体外受精における多胎妊娠の頻度は減少しています。

高度生殖医療におけるリスク

体外受精・顕微授精といった、体外で行う不妊治療をまとめて高度生殖医療と呼びますが、体外受精には卵巣過剰刺激症候群(OHSS)、麻酔の合併症、採卵時の卵巣周辺臓器(血管・腸管・膀胱など)損傷といったリスクの可能性があります。また、顕微授精においては低出生体重児の傾向があり、心臓や呼吸器に障害を持つリスク、自閉症や注意欠陥多動性障害のリスクが高いとする報告があがっています。その他、精子凍結に関しては、凍結させた精子を融解する際に精子の運動率が50~80%ほどダウンすることが分かっています。ただし、融解後は再度精子の精製を行い、活発な精子のみを集めて治療に用いています。今のところ、凍結保存をした精子を使って生まれた子どもに先天奇形や発育不良が多くなるといった報告はありません。

男性不妊治療におけるリスク

男性不妊治療「TESE」におけるリスクとして、創部痛、発熱、精巣上体炎、陰嚢内血腫などの合併症が考えられます。予想外の合併症が起きる可能性がゼロとは言えないため、専門クリニックにしっかりと相談をしましょう。不妊治療専門の医療機関で処方されるサプリメント(漢方薬やビタミン剤、ホルモン剤など)を用いた薬物療法の副作用やリスクについては、医師にご確認ください。(2019年2月現在)